2008年07月27日

アニメと「母親」と「左翼嫌い」

宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』に対する二つの感想。前者の見出しがすべてを物語ってます。
宮崎監督もかなりアレだが、批判するほうもね……。

ちなみに僕はこの作品を観ていないし、観る予定もありません。

posted by 甲虫1 at 2008年07月27日 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | このエントリーを含むはてなブックマーク |

二つの悪について

えーっと、常野氏が過去の記事を掘り起こしてるので、改めて読んだんだけど、ちょっとね……。
単純な話。

「悪い」にも2種類あるわけですよ。
たしかに美的・道徳的な「悪い」については、いくらでも相対化できるしするべきでしょう。
でも、調子が「悪い」とか、体に「悪い」とか、物理的・事実的な「悪い」というのはやっぱりあるはずなんですよ。

というか、本当は、前者は後者を覆い隠したりごまかしたりすることがあるんで批判されねばならないわけです。

そこをごっちゃにするともうどうしようもない。
もちろん、それを乗り越えるスーパー理論があって、僕がそれを理解できてない、という可能性はあるんですが。

とりあえずこんなところ。
posted by 甲虫1 at 2008年07月27日 09:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2008年07月25日

坂口安吾とか

坂口安吾が好きだったことはない。

いや、別に好きにならなくてもいいんだろうけど、僕が影響を受けたり尊敬したりしてる人(リアルでではなく、本やWebを通してですが)が、けっこう言うんですよ。安吾はいい、って。
でも……。

なんでこんな話をしているのかと言えばこの記事を読んだから。読んで怒りで体が震えた。

あらぬことを書いてしまいそうな気がするので、とりあえずそういうことがあった、ということだけ。

【追記:7月27日21時ごろ】
あとで自分でもわからなくなると困るので書いておくと、上のリンク先には坂口安吾の事はなにも書かれていません。
ただ、僕が読んで安吾を連想したというだけのことです。以上。




posted by 甲虫1 at 2008年07月25日 21:39 | Comment(0) | TrackBack(1) | 断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2008年07月21日

背中のない男

前の記事はいつのまにか呉智英論になってしまったが、いつかは書かねばならないと思っていたのでいい機会ではあったと思う。ただ、「嫉妬心や復讐心」を「対象として欲望してしまう」という書きかたはまずかったかもしれない。呉氏のやっていること(しかも実践的に!)は、広い意味での「ロマン主義」――何か見た目に反する「真実」やら「本質」やらが事物の背後に存在して、なんらかの努力でそれが見極められるという考えかた――に対する批判である。「欲望」というのも、表層と深層とのズレが呼び起こすもののひとつであり、精確には呉氏(とその目指すもの)とは違っているのだから。

以上は、ちょっと粗雑な議論ではあるが、呉氏を論じるうえでは大事なことだと思う。
たとえば、はてなブックマーク - 【断 呉智英】メディアを真に受ける悲劇 - MSN産経ニュースでの議論を読んで感じるのは、呉氏のやっていることが、そもそも理解とか解釈とかいうことになじまない種類のことだということだ。
宮台真司氏を批判する記事を書く呉氏に、たとえば「嫉妬心」を読み取るのは、いっけん正しいのだが、そもそもそれは呉氏自身が意図的に選んだ「型」のようなものに過ぎないのだ。先に呉氏の心や認識があって、それが「表現」されているのではないのである。
そして、呉氏に何らかの「主張」があるとすれば、けっきょく人間はその「型」から逃れられないし、逃れるべきではないということだ。これは、先回も書いたがひとつの「再帰性」であり、また(いまどき流行らないが)ポストモダンであり、そして、ある種の「リベラリズム」の考えかた(「寛容」ではなく「自己決定論」的な意味で)だと言えると思う。

――まあ、それはいわゆる悪しき回帰ってやつだとは思いますが。
タグ:呉智英
posted by 甲虫1 at 2008年07月21日 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2008年07月19日

今日のリンク元

なんかここ↓からアクセスがあったんだけど。
なんだろうと思ったら、こないだからはてなブックマークに表示されるようになった「このエントリーの関連エントリー」というのに、うちの記事が表示されてるんですね。こんな感じに。
hatenabookeark.jpg
これは人間が手作業でやってるんじゃなくて自動的に選ばれてるんだろうけど、基準がよくわからない。バスジャックのことなんてもちろん書いてないし……(あ、umetenさんつながりか!)。

あと、先日の呉智英氏を巡る記事も、2ちゃんねるあたりにさらされた模様。

しかし、呉智英先生はなぜあんなに人気があるのか。
ひとつ言えるのは、彼の場合、普通の人と内面と外面が逆になっているということ。
たとえば嫉妬心や復讐心は、普通は消そうとしても消しきれないからこそ現実として意味があるのだが、呉氏はそれらを対象として欲望してしまう――というか議論の方向がそうなっている(なんか糸井重里の「ほしいものがほしいわ」を思い出してしまうが。ちなみに呉氏と糸井氏は知り合いである。「ガロ」つながりだと思う)。
これって、いわゆる「再帰性」ですよね。
彼の議論がつかみどころがないのはそういう部分があるからだろう。
だから、彼の話の「内容」について何を言ったってしょうがない。これが呉氏のおもしろさ(現代性――なんだろうな――)であり、つまらなさでもあるわけなのだが……。
posted by 甲虫1 at 2008年07月19日 23:07 | Comment(0) | TrackBack(1) | 断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2008年07月15日

無題

ずっと日大全共闘のことを考えていたら、暗ぁーい気分になってしまった。

けっきょく当時の大人たちは、単なる「ノンポリ(非政治的)学生」(カッコの位置を変えてみた)たちを、わざわざ「極左暴力集団」、つまり反体制のアウトサイダー側に追いやってしまったのだ。
それ以降この国は、当時の「体制側」とその迎合者のみによって運営されるものだということになってしまった。
だから、たとえば現在の閣僚のほとんどが二世・三世議員によって占められているとかいって驚いている場合ではない。ここからみれば、それは単に当然のことなのだ。
(ついでに言っておくと、前にも言ったが、オタクの起源もこの事件に求められる。要するに文化が自然と「代変わり」していくことが不可能になったのだ)。

などと考えていたのだが、下の二つのブログ記事を見て、なんというか、非常にガックリ来た。

僕の現在の理解が正しければ、この二つの記事と僕の上記の見解とでは、特殊と普遍の関係について、正反対の見方をしている。
後者の記事が、現代の存在論のしんどさ - インタラクティヴ読書ノート別館の別館と同じ日に書かれていることも、味わい深いものを感じさせるのである。
posted by 甲虫1 at 2008年07月15日 22:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2008年07月09日

みんな笑ってくれるし 僕もそんなに

えーと、ここら辺→(はてなブックマーク - 友人がニコニコ大会議に行って来たの話 - ● SPOTWRITE )のことについて、ちょっと書きたいとか思っていたのですが、どうもいろいろ話が拡がってるようなんで、とても手が出せません。

でも、このごろ痛感するのは、われわれは40年ぐらい前の文脈から逃れられていないのではないかということ。たとえば今回の件ではこれ。ちなみにオリジナルの発表は1973年。
氷の世界
氷の世界
posted with amazlet at 08.07.09
井上陽水
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タイトル曲の2番の歌詞を思い出しました。
だから何だというわけではないんですが。

参考:
井上陽水/歌詞:氷の世界/うたまっぷ歌詞無料検索




posted by 甲虫1 at 2008年07月09日 21:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | このエントリーを含むはてなブックマーク |
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